いままで当プログ『写真散歩だにゃ』に、横浜市青葉区や都筑区、川崎市宮前区や多摩区の公園も紹介してきましたが、これらの地域の公園(生田緑地・菅生緑地・王禅寺ふるさと公園など)について今後は、新しく作ったタウン誌サイト『たまプラ新聞』に投稿します。
よろしくお願いします!
横浜市青葉区にある『寺家ふるさと村』は、公園ではありませんが緑が豊かで散歩をする人が多いです。
ここの農地や山林は私有地のようですが、横浜市に「横浜ふるさと村」として指定されて、一部を開放してくれています。
梅雨明け直前の小雨が降るなか訪れました。
舗装された車道の行き止まりの先に大沼があり、上の写真はその奥の『ふるさとの森』の散策路です。
雨天は濡れた葉や苔が綺麗に写せます。
少し流れがあった水溜り。
雨の日は植物が喜んでいる感じがします。
谷戸田という図説にぴったりの風景。
谷戸田とは、周辺の丘陵に挟まれた谷につくられた田んぼのことです。
『ふるさとの森』には釣堀もあるとのことなので、涼しくなったらまた来ようと思います。
『寺家ふるさと村』の近くに駅はないので公共交通だと、バスを利用することになります。
バスが出ているのは田園都市線の青葉台駅やJR横浜線の中山駅です。
撮影日:2016年7月22日
カメラ:X-T10
『都筑中央公園』へは横浜市営地下鉄のセンター南駅から歩いて5分くらいです。
駅近なのに広く起伏があります。
多くの木々が残っていて、特に雨後は高原のような香りがします。
森の中にある『ばじょうじ谷戸休憩舎』です。
園内にトイレは所々ありますが、ここにもあります。
パノラマ写真の一番左に写ってるのが休憩舎です。
園内には野外ステージがあり、イベントが開かれることがあります。
上は『境田貝塚』があった丘で、縄文時代に利用されていたそうです。
当時は、付近の早渕川まで海が入り込んでいた、とのこと。
本を読んだりノートパソコンで仕事をしたりするのに快適そうな木陰。
港北ニュータウンにミニ富士山があります。
『山田富士』は、信仰のため富士山に似せて作られた“富士塚”で、江戸時代の郷土誌に記録があります。
この富士塚を中心に『山田富士公園』ができました。
横浜市営地下グリーンラインの北山田駅より歩いて5分です。
数十年で劇的に景色が変わった港北ニュータウン。
以下のページに昔の写真が載っています。
かなり畑があったことがわかります。
多くの人々が生活できるように自然を壊して宅地造成しますが、都筑区は公園として上手に共存させています。
撮影日:2016年5月中旬
カメラ:X-T10
横浜市営地下鉄 中川駅に隣接する『山崎公園』は、起伏のある広い公園です。
池では釣りができ、夏にはプールが営業されます。
プールは子ども用と25mがあります。ちょっとガウディ建築っぽい。(笑)
公式サイトがあります。
多くの植物を観察できます。
園内はアップダウンが多いですが、広場もあります。
プールのあるところから池へ小川が繋がっています。
水音が心地よいです。
平日でも釣りをしている人たちを見かけます。
都筑区は宅地化が遅かったためか、大きい公園が多く、それらが緑道で繋がっています。
昔と都市計画の考え方が違うように感じます。
豊かな自然をうまく活用していて、近所の人が羨ましいです。
4月の横浜公園(通年開放・無料)は、チューリップを楽しめます。
赤や黄色やピンクなど色々な花が咲きます。69品種もあるそうです。
訪れたのは4月中旬の平日でしたが、人は少なくなかったです。
ビジネスパーソンが休憩してたり、花を撮ってる人がいたり。
最寄駅は、みなとみらい線の日本大通り駅とJR根岸線・横浜市営地下鉄の関内駅で、徒歩10分程度で着きます。
駐車場はありません。
面白かったのが掲載写真の子で、何度も枯葉を頭上に投げて遊んでいました。
目の前の鮮やかな花には興味ないようです。(笑)
ちなみに背景は横浜スタジアムです。
写生している人々や大道芸の練習している人もいました。
様々な人がいるのも公園の魅力です。
このときの撮影分を含め『チューリップ 無料画像/フリー素材』で無料配布・販売をしています。
小さい画像は利用ルール内で、SNSやブログなどに無料で使えます(商用可)。
港の見える丘公園へ行きました。
この辺りを車で通ったことはありますが、撮影したのは初です。
みなとみらい線(東横線 直通)の“元町・中華街駅”を出て数分で園内(無料)に入れ、階段を上ると掲載写真のとおり横浜港を眺望できます。
横浜ベイブリッジは見飽きない魅力的なデザインだと感じます。
昔、北海道の友人が「ベイ橋」なんて言ってました。(笑)
訪れたのは12月中旬の平日昼過ぎでしたが、人は少なかったです。
紅葉も少し楽しめました。
この公園は、開港(1859年)当時は外国人居留地で、丘の上にイギリス軍、下にフランス軍が駐屯していたそうです。
今回の撮影分は近いうち『横浜 無料画像/フリー素材』で無料配布・販売をします。
元町・中華街駅から展望広場地区へ行く途中、銅像があります。
陽がスポットライトのようにあたっていて、その後ろにベイブリッジが見える構図が気に入りシャッターをきりました。
『愛の母子像』の視線の先に海が見えるのには意味があるのだと、ネット検索して知りました。
この像は、建立されている『港の見える丘公園』から北へ20kmのところ(田園都市線 江田駅のあたり)でおきた横浜米軍機墜落事故(1977年)の犠牲者を追悼したものだったのです。
犠牲となった子どもたちが海を見たがっていた、とのことでこの公園に設置されました。親子で横浜港を眺められる向きにしてくれたのでしょう。
この事故を事件と表すこともあります。
その理由は次の記事でわかると思います。
新しく導入したカメラ『X-T10』の「パノラマ撮影」を利用しました。その後『Lightroom』で微修正しています。
(2015.12.22の記事に「海を眺める『愛の母子像』」を加筆しました)