2015年11月16日

Xmasイルミを上手く撮るには?

多摩センターのクリスマス イルミネーション

毎年11月に入るとクリスマスの無料画像/フリー素材のページのアクセスが増えます。

イルミネーションを上手く撮る方法

イルミネーションを撮ると、明るすぎたり、暗すぎたことはありませんか?
こういうときは「露出補正」を利用すると、ちょうど良い明るさになります。

露出補正とは、自動で判断された設定から明るさを調整する機能で、ほとんどのデジカメについています(なんとガラケーにもついている機種がありました)。
一度写して、もっと明るくしたかったら「プラス」、暗くしたかったら「マイナス」にします。

ちなみに、「シャッタースピード」と「絞り」を設定できるデジカメの場合は、これらを自分で決めるマニュアルのほうが実は楽なことが多いです。
自動の場合はピントを合わせるポイントで明るさを測るので、構図によって明暗が不安定になります。
マニュアルなら、最初に設定したそのままか、すこし変更するだけで済みます。

興味を持った方は、面倒でも説明書を見てみてください〜
説明書を作ってる人たちも時間をかけて改善してますから、分かりやすくなっていて参考になりますよ。

多摩センターのクリスマス イルミネーション

多摩センターのクリスマス イルミネーション

掲載写真は、多摩センターで撮りました(2007年11月)。

上の写真の真ん中に写っている白い球体がなんだかわかりますか?

答えは・・・キティちゃんの背中!
多摩センター駅には『サンリオピューロランド』があるので、キャラクターもののイルミネーションもあります。
この駅は京王線・小田急線・多摩都市モノレールが通っていています(改札口は別々)。

2015年10月1日

デジカメ+スマホで満月を撮る

三脚にデジカメを設置

9月28日、いつもより少し大きく明るく見える満月「スーパームーン」を撮りましました。

カメラは『EOS 70D』(撮像素子:APS-C)です。
昨年の『スーパームーン 2014』のときは35mmフルサイズの『EOS 6D』を使ったので、同じレンズ『EF70-200mm F4L IS USM』でも今回は1.6倍大きく映ります。

撮影時にスマホを利用すると、便利なので紹介します。

月の位置を確認

iPhoneアプリ『星座表』で、月がどの方角から移動していくのか確認しました。
このアプリを使えば、スマホを向けた方向の天体画像を見られます。

リモート撮影

iPhoneアプリ:Camera Connect

最近のデジカメはWi-Fi通信を利用してリモート撮影ができます。
リモコンになるのはスマホです。

シャッターを切ると、三脚をしていても振動が伝わるので利用しました。

キヤノンのWi-Fi付きデジカメは、アプリ『Camera Connect』で操作します。
撮影だけではなく、絞り・シャッタースピード・ISO感度も変えられます。

2015年9月16日

露出の違う満月とススキを合成

露出の違う写真を合成

秋になると人気がでる作品が『満月とススキ』です。

この風景はデジカメの露出(明るさの取り込み)の限界ギリギリでした。
人間の目には月の表面からススキのシルエットまで見えますが、デジカメでは同時に写すことが難しいです。

画像タイプのJPEGよりRAWのほうが、幅広く明るさを取り込めますが、それでもキツく無理やり編集した感じです。
それが先行して公開した『満月とススキ』です。センサーノイズが目立たないように色味を落としています。

合成してみる

利用しているソフトの『Photoshop Lightroom』に、HDRが追加されました。
これは明るさの違う複数の画像を合成する自動機能です。

月に露出を調整した画像とススキのシルエットが写った画像を使いHDRを試しましたが、この風景では上手くいきませんでした。
試行錯誤しているうち『Photoshop』で自分で合成したほうが早いと気づきました。
その結果が『満月とススキ(加工)』です。

今後は、こういった加工の作品も無料配布していこうと思います。